<   2004年 09月 ( 15 )   > この月の画像一覧

花丸の日

テストで100点取った日より
びしょぬれになった友に 
傘を差し出せた 自分が嬉しかった

「いいよ いいよ」と
はにかんで 友は傘から出ていこうとしたけれど
目は暖かく 笑ってたよ

自分に花丸あげた日は
なんだか心地いい 
歌が口から こぼれてくる

あれから何が変わったというのだろう
花丸あげているだけじゃ
生きていけないと
必死な時があっただけ

それなのに 
大事なものは
手から全て すり抜けていった

口から歌も出なくなって
今は もぬけの殻

花丸あげる日
もう一度 大事なものは帰ってきてくれるのか

誰が花丸つけてくれる?
真っ白な答案は 今の自分

テストで100点取るほうが
大事だと 必死になった時から
もう花丸はつけられない
[PR]
by keihei2 | 2004-09-29 14:45

まぼろし

牛乳色の世界に一歩足を踏み入れて
後悔の気持ちが チクチクと
傘を持つ手に伝わる
濡れないように持っていった傘の重たさも苛立つ

道行く人も なぜか寡黙で暗そう
皆 下をうつむいて 安全な道しか選ばないから

大きな傘は 障害物
濡れていない手が 冷たくジットリ

足が凍えて 冷たさを感じなくなったら
もう暖かい部屋を空想してばかり

シュンシュンと音をたてているストーブのヤカンや
みかんが置いてある炬燵

漫画本や雑誌が乱雑に置いてある 部屋が
おいでおいでと手招き
うたた寝している君
おかえりと 寝ぼけ眼の君
どれもこれもが 今は愛しい

水たまりを わざと蹴って
傘をたたんで わざと苦痛に
身をさらす

この方が帰った時の喜びは何百倍

鍵を開けるのも もどかしくて
壊すようにドアを開ける

おいでおいでと手招きした部屋は
ヒンヤリ冷たい 真っ黒な部屋

牛乳色が僕に幻を見せたみたい
遥か遠くの 愛しかった幻を
[PR]
by keihei2 | 2004-09-29 13:28

究極の不幸

普通は嫌だという
平凡も たまらなく苦痛

毎日 朝が来て 何もなく夜を迎える
今日も一日 何もなかった
明日も明後日も その次も永遠と何もないのかもしれない

ドラマのように 毎日ハプニングや感動は やってこない

そうなると もう無性に落ち着かない
刺激だけを求めて ひたすら忙しいフリをする

足元の草花も 見上げれば広い空も目には入ってこない
そんな勿体ない事をしてる事さえ 気がつけない

究極の不幸って そういう事かもしれない
[PR]
by keihei2 | 2004-09-29 10:10

ほっかり灯に

とっぷり暮れた夕暮れ時に
ほっかり 小さな窓辺の灯が見えるとき
急に 僕の足取りは軽くなる

焦げた お醤油の香りに
君の 軽いハミング

それが漏れている窓辺に
何か 生きてる存在を感じる

今まで ゆっくり重かった足が
駆け出すように ホッとしてる

「おかえり」
僕の鍵が作業を開始する前に
君の声と笑顔が お出迎え

「ただいま」
この一言が言いたくて
なんだか今日も 出かけた気がするよ

ほっかり漏れた灯には
君の息遣い 
暖かい生きてる 何かを感じるよ
 
[PR]
by keihei2 | 2004-09-22 13:06

究極 我儘 2

髪が抜けていった 君の頭は
少し小さくて かげろうみたい
そんな頭に 健康的なキャップ帽は似合わない
それでも 君は行くたび キャップ帽をねだる

もう探せないよ
色も形も 出し切った

僕の手に キャップ帽がないと
君は 物凄く不機嫌だから
僕は 困ってしまうんだ

帽子屋に行くのも 飽きたよ
それに涙で霞んで 本当は探せない

来なくていい 来ないでくれ
そう君が叫んだら 僕も泣きだしてしまいそうだ
やっと素直に 君と向き合える

でも君は 言わない
必ず 我儘言うだけ

帽子に埋もれた 君の顔は 老婆のようで
幼児のようで 毎日 様変わり
これがロボットならば どんなにいいかな

究極の我儘 吐き出すたび
僕は 君を見れない 向き合えない

逃げているのは わかっているけど
今日も キャップ帽 探しだすよ
それしか 究極 我儘 受け止められない
無力の僕には 何も考えられないんだ

君は今日も 帽子の中で小さく笑う
「フフフ」の呟きも 小さいね
[PR]
by keihei2 | 2004-09-21 09:21

究極 我儘

病院の窓から 帰る人が見える
傘をさし 少し急ぎ足の あなたも見える
もう 何回 足を運ぶのか
本当は 来なくていいと 言える筈だけど
そんな言葉は やってこない

いつか義務的な目になったら 
叩きつけるように 言ってやろうと思うけど
あなたは どこか遠くに澄んだ瞳を泳がすだけ

思いきり 我儘を言っていれば
来なくなるだろうか
それも怖くて 今日も送りだすだけ

病魔が襲う事も どうでもいい
醜くなった自分に同情でもいい 哀れみでもいい
究極の我儘は ずっと そばにいてほしだけ

人間として 一番汚い部分を
今はさらけ出してもいいよと 誰かが呟く
いいよね?いいよね?
もう少し もう少しだけ 付きあってくれても

あなたの一生 ほんのちょっと
借りるくらい 誰でも許してくれる筈

そうしないと 目を閉じれない 息吸えない
何かに脅える 自分を想像したくないんだ

究極 我儘 もう少し もう少し
いいよね??
[PR]
by keihei2 | 2004-09-21 09:07

貴方に 問う

殺る為に 人は生まれてきたのではない
殺られる為に 人を育てる訳でもない

そんな簡単な事 最初から わかっている
それなのに 毎日 どこかで 人は武器を手にする

手にした 武器は いつも「生きるため」だったのに
いつからか 武器は 勝手に独り歩き

本当に神様 貴方が 人類を造ったのなら
きっと 造った時に もう手に武器を持たせていたのですか
最初から 失敗作ってわかっていたのですか

失敗作に 人を造らないと
「人は 人でなくなる」
そんな事も 貴方は わかっていたのかも
そう考えなければ 悲しすぎる

今日も 貴方に祈る人が すがる人が 涙する人が
感謝する人が 大勢 大勢 見えるはず
失敗作でも 人は 真っすぐな心で 貴方に向かう
それだけが 成功の部分なのでしょうか

そう考えなければ 悲しすぎます・・・・
[PR]
by keihei2 | 2004-09-17 09:06

心 続かず

君を泣かせた事は 僕の心を暗くする
でも悲しくはないんだ 
胸が潰れるほど 涙が勝手に出てくるほど 
悲しくない

泣きじゃくる 君の肩には 雨の匂い
どうしてを繰り返して 先へ進めない君

出会った時に 別れを常に考えるのは
僕の曲がった心のせい?

一つの心は 続かない
そんな簡単な事 誰でも知ってるよ
それでも すがりつきたかった
曲がっても どこかで真っすぐな筈
どこかで 少し信じたかった僕・・・・

雨の匂いが 夏の終りを言っている
君は 先へと進むはず
悲しくない 僕の心がわかるから
だから 先へと進めるはず
[PR]
by keihei2 | 2004-09-16 21:49

ぶざまなハイヒール

踵を踏んだ ハイヒールは どこかぶざまで滑稽
大人のフリして 背伸びした私の滑稽
こんな想いは もうやめようって
落ち葉 け飛ばし 当たり散らして決心するけど 
会ってしまえば もうお終い

自分の気持ちが こんなにも はかないなんて・・・
さっき 決心しても あっという間に
引き戻される

でも 何も変わらないんだよね
わかっているけど どうしようもない
自分の感情も こんなにも はかないよ・・・

流され 流され どこへ行きたい?
踵踏みつけ 足を痛めても
私は 高いハイヒール履きたいわ

そして滑稽でも 大人になるフリをする
会えば 天国 パラダイス
それだけの悦を求めるだけ・・・・

その悦が 今の私には 必要なの
その悦が 今の私には極上パラダイス
[PR]
by keihei2 | 2004-09-16 21:29

味方

外で100人 敵に会っても
内で たった一人の味方がいればいい

それだけの事だけど 味方はなかなか
やってこない・・・・・

来てくれた!
そう 飛んでいくと 笑顔見せてるだけの人形

味方がいないと 敵が一人でも
立ち向かえない

来てくれるのを 待っているだけ

もう そういうのは やめにしないと・・・・
自分も敵になる
だから 探すサ

100人 200人 300人
もっと多くの 敵でも大丈夫
そんな 味方は一人でもいい

たった一人の味方を
自分の手で 自分だけで
探すのサ・・・・・
[PR]
by keihei2 | 2004-09-16 21:10